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坂の上の雲

更新が滞っています。
これは、「坂の上の雲」を読み始めてしまったからで、
いつもは週末に更新するのに、その暇がありませんでした。
今日から四国へ行くので、前々から読もうと思っていたのですが、
できたら古本で安く買おうと考えたりして、
古本を探していたので、なかなか買えませんでした。
探すだけ無駄でした。古本屋にはなかったし、
amazonの中古も送料を考えると新品を買うのとそう変らない値段で、
結局新品を買う羽目になりましたから。

それだけあって面白いです。
著者の力の入れようが伝わってきます。
本を持ってこれから四国に行ってきます。
飛行機の中も退屈しないな。
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化粧する脳

化粧する脳 (集英社新書 486G)化粧する脳 (集英社新書 486G)
(2009/03/17)
茂木 健一郎

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この本は、決してお勧めではありません。題名と帯につられてうっかり買ってしまいました。
私は同じような失敗を過去に何回もやっています。
出版社や編集者は売ろうとして必死ですから、売れそうなネーミングを考えます。
特に新書は危ない。でもわかっていても、ついうっかりするんですよね。

ネーミングと中身の乖離で特に印象に残っているのは、これ。
人は見た目が9割 (新潮新書)人は見た目が9割 (新潮新書)
(2005/10)
竹内 一郎

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買ってしまってから、amazonのレビューを見ると
ボロボロに叩かれていました。大失敗。
amazonのレビューは結構役に立ちます。

「化粧する脳」は、これに比べればずっとましです。
まとまりはありませんが、脳神経学者のエッセイとして読めば、それなりに読めます。
ただ、それも著者の専門分野である神経学や行動学の知識が生かされている3章くらいまでで、その先の4章、5章には、見るべきものがありません。その先の寄稿論文はなかなか面白いですが、最後の座談会は中味が薄いです。この本がどういう経緯で書かれたかを推測する資料としては面白いですが。

3章までと寄稿論文から印象に残ったことをまとめると
① 化粧する脳
 動物の中で鏡に興味を持ち続け、鏡を常用するのは人間だけである。つまり、人間だけが他者の視線を意識して、 他者の期待に沿うように、自己を改変しようとする。その典型的な例が化粧である。化粧顔を認知しているときの脳 画像の研究から、人は他者の化粧にはあまり関心を払わないが、自身の化粧は、それによって自己認識が変化するくらい大きな意味をもつことがわかった。さらに、化粧するという行為自体が、脳の報酬系を刺激するわくわくする行為であるようだ。
② アルファーメイルとトロフィーワイフ
 ヒトのアルファーメイルと雌にもてる雄は一致しない。したがってヒトのアルファーメイルはひたすら同姓間の競争に打ち勝って、選択権を獲得し、トロフィーワイフを娶るしかない。その例として著者は豊臣秀吉を上げている。

①については、なるほどね。
 確かに人は、他人の化粧にそれほど関心を抱かないかもしれない。しかし、おざなりの化粧でなく、きれいに見せたいという気合が入った化粧は、それなりに人の気持ちを打つと思う。でも、仕方ないからしてますみたいな化粧をしている人は多い。化粧が他者の関心を惹くかどうかは、やり方によるだろう。
 もうひとつ
 この結果からみれば、人は皆、自意識過剰なわけだ。
それなのにというか、それだからこそ、他人の自意識過剰は鼻につくのかもしれない。

②の主張には、疑問を感じる。
 アルファーメイルともてる雄の不一致は、文明化によって生じたのではないだろうか。確かに豊臣秀吉はもてるとは思えないが、文明化される以前の人間の群れでアルファーメイルになれたとも思えない。豊臣秀吉は、確かに有能な武将かもしれないが、純粋に身体能力がものをいう格闘に勝てたとも思えない。女性は身体能力が高い男性を好む。スポーツ選手がもてることを考えれば明らかだ。
 だから、もてたいのであれば、女が美しい女を目指すように、強い男を目指せばよいだけの話ではないのか。身体能力の改変は、顔の造作の改変よりはたやすいと思うが。

留学で人生を棒に振る人たち

留学で人生を棒に振る日本人―“英語コンプレックス”が生み出す悲劇 (扶桑社新書)留学で人生を棒に振る日本人―“英語コンプレックス”が生み出す悲劇 (扶桑社新書)
(2007/03/23)
栄 陽子

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こんな題名の本がありました。
だいぶ以前に読んだけれど、結構面白かった。
しかし
留学で人生を棒に振るのは、日本人だけではないようだ。

1月31日の朝日新聞の一面
 留学生 夢破れ転落
この見出しだけ読むと日本社会が外国人留学生の夢を蹴散らしたように受け取れるが
続く3面で、一部の私費留学生の特徴を
「恵まれた家庭で育ち、勉強嫌い・・・」
なあんだ。「留学で人生を棒に振る日本人」と同じパターンじゃないですか。
つまり、本国でうまく行かなくて、留学で一発逆転ですか?
それも勉強して、留学の資格を得るのではなく、ただお金で資格を買い、
「留学すれば、必ず成功する。」
と信じ込む。
そして、
 絶望して犯罪に走る
ちょっと迷惑。
留学して夢破れた日本人には、ここまでのパワーはなさそう。
外国で犯罪に走る前に、日本に引き返してくるようです。

日本でも、留学する人は、2種類に分かれます。
やるべきことをきちんとやり、
つまり、高校受験、大学受験を正面から突破し、
着々とキャリアを重ねて、その過程で留学する人たちと、
受験から逃れるために留学する人たち。
留学が成功に結びつくのは前者だけです。
それなのに、今は日本、中国に限らず、世界中に
「留学すればなんとかなりますよ」とささやいて
うまい話にすぐに乗ってしまう人から、
お金を搾り取って儲けようとする人がたくさんいる。

しかも、日本なんか国を挙げて
 留学生倍増計画
ですから。
国を挙げて、こういう人たちから絞ろうとするんですか。
そんなことをすれば、迷惑さんたちも増えるのに、
それも勘定に入っているんでしょうか?

留学だけではない。
日本の場合、大学だって、専門学校だって多すぎる。
学生が集まらなくて、本音は all welcome みたいな学校がたくさんある。
卒業しても、多くの場合、何が得られるわけでもない。
それでも、親は必死だから、がんばって働いて、そういうところにたくさんお金を貢いでしまう。
これは、私の知っている高校生の話

「お兄ちゃんは大学に行って失敗したじゃん。
 で、お姉ちゃんは専門学校へ行って失敗したじゃん。
 結局、日本で進学しても意味ないんだよ。
 だから、私は留学する。」


親は気の毒な気もするけれど、
こういう親子は、多くの場合、人の意見に耳を傾けないから、
親子そろって自業自得なのかなあ。

賢い皮膚

賢い皮膚―思考する最大の“臓器” (ちくま新書)賢い皮膚―思考する最大の“臓器” (ちくま新書)
(2009/07)
傳田 光洋

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 賢い皮膚という本論に入る前の前置きが結構長いです。皮膚にまつわるいろいろな話も面白いですけど。

 そして、本論ですが、
 表皮細胞と神経細胞はともに外胚葉から生じるが、表皮はバリアー機能に、神経は情報伝達機能に特化していると考えられてきた。筆者は破壊された表皮のバリアー機能の修復が、表皮から蒸散する水分量をモニターしながら行われることに着目し、何らかの情報処理が行われていると考えるに至った。そういう視点から調べてみると表皮細胞は神経細胞と同様、さまざまは神経伝達物質やホルモンなどを作ることができ、さらにそれらの受容体も完備していることがわかった。ただ、表皮細胞どうしの情報伝達には、神経細胞とは違ったしくみが必要であり、筆者は、それが表皮組織に存在するカルシウムイオンの濃度勾配や表皮細胞内のカルシウムイオン濃度の周期的変動を、細胞が察知することで行われているのではないかと推論している。
 皮膚は脳の2倍強の重さをもつ最大の臓器であり、この皮膚が何らかの情報処理能力を持つとすると、それが心身に与える影響は大きいだろう。皮膚が心身に与える影響がわかってくれば、鍼灸など、皮膚に刺激を与える医療の理解もより深まるだろうし、アトピー性皮膚炎とうつ病の相関などにも新しい説明が加わるかもしれない。

肌の美しさが美人の条件の筆頭にくるのが、頷けますね。皮の重要性をこんなにアピールされると「美人は皮一枚」だなんて、言っていられなくなるわけだから。私たちは心身の状態を映し出す皮膚の主張に謙虚に耳を傾け、健やかな皮膚を保つ努力をするべきなのだと思いました。

親の「ぼけ」に気づいたら

親の「ぼけ」に気づいたら (文春新書)親の「ぼけ」に気づいたら (文春新書)
(2005/01)
斎藤 正彦

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「ボケる」ってどういうことなのかを知りたい人のための入門書
  痴呆性疾患の経過と事例を時間軸で追いながら、そのとき、本人は、また介護する家族は、
  どうしたらよいのかについて解説しています。

特に以下のように考えている人にお勧めします。
 1 アルツハイマーの人は自分の物忘れに気づいていない。
 2 回りに迷惑をかけていることもわからなくなって気楽なものだ。
 3 ボケてしまったら、もうおしまいだ。

  私は、父のボケをみていたので、ボケた人が気楽でないことを知っていました。父は自分の失敗に気づき、それを取り戻そうとして、さらに失敗を繰り返しました。だから、ボケている本人が一番辛いということが、よくわかります。だから、著者が言うように失敗させない工夫が必要だったわけです。しかし、私にはそんなゆとりはありませんでした。そして、不幸な父を見て、人間はボケたらおしまいだと思ってしまいました。この私の絶望が、父をさらに不幸にしていたのかもしれません。
 だから、アルツハイマーは不治の病だが、勇気をもって立ち向かえば、病気が進行しても自分らしさを保って生きていくことができるという著者の主張にとても励まされました。困難にあっても生きている限り、絶望してはいけない。困難な中にも、希望を持ち続けることが絶対大事。次の困難がめぐってきたとき、私にそれができるかどうかはわかりませんが
プロフィール

うりこ

Author:うりこ
トカイナカ暮らし15年。
ちょっと広めの家庭菜園を耕しています。
休日は母とわんこのはるちゃんと近所の山を徘徊しているか、畑を耕しています。
定年になったら、もう少し規模を広げて菜園というより農園をやりたいですね。ここでもいいけど、できたらもう少し暖かいところで。

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